『どうしたら痩せられるのか？』

それは、
男女問わず、多くの現代人が抱える永遠のテーマです。

ここでは、過去2000名を超えるダイエット指導の中で、

96％以上の目標達成率
（2ヵ月以内に目標を達成出来る確率）と

5％以下のリバウンド率
（一年以内に元の体重若しくは元の体重を上回る確率）を

誇るパーソナルトレーナーが、その成功事例の中から
導き出した、

本物のダイエット法をご紹介していきます。

前回、ダイエットが失敗する原因についてお話ししましたが、
今回は、潜在意識を味方にし、ダイエットを成功させる方法を
お話ししたいと思います。

一つめは、『自己哲学をもつ』ということです。
自己哲学と聞くと一瞬難しく聞こえるかも知れませんが、
簡単に言うと〝自分がどうしたいのか〟という信念です。

自らの自己哲学を持たずに生きるということは、大海に航海に
出る際に、舵を持たずして風や波に運命を任せているのと同じです。

自分がどこを目指すのか、そして方位磁石や地図を手にし、
どのルートでそこに到達するかをイメージし構想を抱くこと。

そして何より大切なのは、意志をもってあなたの船の舵をとる指針、
すべての意志決定を自分でくだすことです。

ダイエットに置き換えれば、
将来のビジョンを持たず、目先のダイエット法に闇雲に飛びつき、
そのダイエット法の効果があるかどうかを、手当り次第試みることが
目的になってしまっている方は危険です。

「やっぱりダイエット失敗じゃないか」と結果が出なかったことのみに
反応し、それを選んだ自分の意志はそこにはなかったかのような
反応をするのです。

「ダイエットできればなんでもいい」というポリシーの無さが、
結果的に「何をしたってダイエット出来ない自分」という自己否定に
繋がっていきます。

自分への信頼感が下がると、美意識も下がります。美意識を持てない
ダイエットをいくら頑張ったところで長続きしませんし、
仮にダイエットに成功したとしてもすぐにリバウンドを起こしてしまいます。

「自己哲学」は潜在意識を動かすための指針です。

いつどのような状況においても、あなたが問うべきは自分自身です。

〝自分がどうありたいのか〟
〝何のためにそれをするのか〟
〝人生において何を実現させたいのか〟

つまり、「自分とは何か」の問いを自らの内面に問いかけ、自己と向き合い、
その答えを見出していくこと。

更に具体的に言うと、
〝何のためにダイエットをするのか〟
〝ダイエットに成功したあなたがこの先の人生で何を実現させたいか〟

それらがあなたの自分軸となり、信念、美意識といった「美学」を生み出すのです。
そして、そうした全てがダイエットを成功させる『自己哲学』となるのです。

忙しい毎日の中で、この様なことを考える機会はあまり無い方が多いかも
知れません。

若しくは、『自分は時の流れに身を任せて気持ちの赴くままに生きていく』
それはそれで人それぞれ、素敵なことかも知れません。

でもこれを読んで頂いた方には、一旦足を止めて考える時間を持ってもらえれば
と思います。

次回は、潜在意識を味方にしてダイエットを成功させるために必要な二つ目の要素、
『真の“want”の追求』についてその考え方をお話したいと思います。（つづく）

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