ダイエットを成功させる『未来記憶』ってなに?

2015/04/17

『どうしたら痩せられるのか?』
それは、
男女問わず、多くの現代人が抱える永遠のテーマです。
ここでは、過去2000名を超えるダイエット指導の中で、

96%以上の目標達成率
(2ヵ月以内に目標を達成出来る確率)と、
5%以下のリバウンド率
(一年以内に元の体重若しくは元の体重を上回る確率)を
誇るパーソナルトレーナーが、その成功事例の中から
導き出した、
本物のダイエット法をご紹介していきます。

前回までは潜在意識を味方につけるために必要なステップ
『自己哲学ををもつ』『【真のwant】を追求する』といった2つを
ご紹介してきましたが、
今回からは最終ステップ『未来記憶を創る』方法について
ご紹介したいと思います。
〝「未来記憶」って一体?〟
そんな声が聞こえてきそうなので、まずはそこからご説明
致します。

「未来記憶」とは、その名の通り、これからやってくる未来
に対する記憶です。

そして、未来に対する明確なイメージを脳に記憶させられ
れば、潜在意識が動き出し、結果としてその未来記憶が
いつの間にか、現実化
してしまうのです。

つまり、ダイエットに成功して、理想のカラダを手に入れた
未来の自分の記憶を創ることが出来れば、実際にダイエット
にも成功するし、自ずと「なりたい自分」にもなれてしまう

です。
まるで魔法のような話ですが、それは脳とココロの働きの
原理・原則に基づいており、極めて科学的な話です。
一般的に記憶とは、「『過ぎ去った過去』や『現在、起きて
いること』に関して脳が憶えている情報」であると考えられて
います。

そのため、まだ現実に起きていない、未来の出来事なんて、
創れるはずがないと考えられているのです。
しかし、実は脳にとって「過去、現在、未来」といった時間の
概念はたいして重要ではありません。

脳にとって重要なのは、時間の概念や物理的な存在の有無
ではなく、リアリティの強さ
なのです。
脳は、リアリティをより強く感じる対象や出来事を「真実」だと
認識して記憶します。その対象や出来事が物理的に存在して
いるかどうか、若しくは過去に存在していたかどうかは関係
無いのです。
例えば、あなたは今、コーヒーを飲んでいるとします。
つまりそのとき、コーヒーが「現実に在る」と考えています。
あなたの脳がそう認識しているのは、コーヒーやコーヒー
カップを目で見ることが出来たり、舌で味わうことが出来たり、
鼻で香りを感じたり、耳に飲んだ時の音が入ってきたりと、
五感の感覚器官を経由して視覚情報や音声情報が脳に伝達
されるからです。

それ故、脳がコーヒーにリアリティを感じ、「このコーヒーは目の
前に存在している」と判断しているのです。
また、過去に起こった出来事が「現実に起こった」と認識して
いるのは、その出来事に関する記憶、つまり五感を通じて得た
情報が脳に保管されており、その記憶に強くリアリティを感じる
から「現実に起こったこと」と判断出来ているのです。
もしあなたが記憶喪失になり、過去の記憶を失ってしまえば、
過去の出来事はすべてリアリティを失い、「現実に起こったこと」
とは認識できなくなります。

未来についてイメージしたことを、脳は通常「真実」だと判断
しません。
理由は簡単です。まだ実際には何も起きていない未来につい
ては情報(記憶)がないので体感としてのリアリティを感じること
が出来ていないからです。けれど、逆に言えば、未来をイメージ
し、体感を生み出すことで、リアリティのある記憶さえ創ることが
出来れば、脳はそれが実際に起こったか如何かは関係なく、
「真実」だと判断するということです。

イマジネーションの力を駆使すれば、心に思い描いたビジョンの
リアリティを高めることが出来ます。いくらでも未来の記憶を創り
出すことが出来る
のです。それ故、未来記憶を創る際には、
リアリティをとことんまで強化することが不可欠となるのです。
ただ、この段階では、脳が「真実」だと判断しても、まだあなた
の未来記憶はイメージに留まり、私達が生きる物理世界には
現実化していません。
では、どの様にしてイメージが現実化するのか

ここで登場するのがホメオスタシス(恒常性)です。
人間は元々ホメオスタシスという機能が備わっています。
ホメオスタシスとは「恒常性」という意味で、体温や血糖値など
体の状態を一定に保とうとする働きのことです。

ホメオスタシスはメンタル面でも働きます。
脳のレベルでは未来記憶、未来の自己イメージにリアリティ
を感じて、それが自分らしさであると認識しています。
しかし、現状はその自分らしさとは異なっている。脳としては、
その状態は極めて心地悪いわけです。すると、ホメオスタシス
の働きによって、創られた未来記憶・自己イメージを回復・
維持しようと潜在意識が動き出します。そのプロセスを通じて、
未来記憶は現実化していく
のです。

「未来記憶」は、いわゆる「妄想」とは決定的に異なります。
どちらも脳の中で創ったイメージですが、妄想は単に過去の
記憶を組み合わせたもので、現実世界を塗り替える様な力は
ありません。それに対して、「未来記憶」はイマジネーションを
駆使して新たに生み出された、リアリティを伴った記憶であり、
構想です。
「ダイエットに成功して、なりたい理想の自分になっている」
そんな未来記憶を創ることができれば、潜在意識は動き出し、
あなたの人生はひとりでにその未来記憶の実現に向かって
行きます。
ダイエットやカラダやトレーニングのことをもっと知りたいと思い、
本を読んだりして知識を吸収することも楽しくなります。
それだけでなく、学んだことを積極的に実践する様になります。
日々のダイエットもトレーニングも自ら進んで行いたいと意欲が
湧いてきますし、食べる物にも気を遣うようになります。
理想の未来を実現するために、自分を磨き、輝かせるような
ことをどんどんしたくなるのです。
そうして未来の自分にとって必要なものを、自然と欲するよう
になる一方で、未来の自分を汚すようなことは一切しなくなり
ます。

不健康なものやダイエットにマイナスになる様な物は食べたい
とは思わなくなるのです。自分が決めたことをサボろうとも
しなくなります。そして、誘惑に負ける事無く、理想の自分に
近づこうとする美意識が生まれます。
そのときにマインドは常に「快の感情」に包まれているので、
ダイエット以外の事(仕事や恋愛、家族関係なども)関わること
全てが上手く行くようになるのです。

逆に怖いのは、「太っている未来の自分」しかイメージ出来ない
ことです。
同じ様にホメオスタシスの原理に従えば、いくら顕在意識で
「ダイエットを成功させるぞ!」と考えていても「太っている自分」
「ダイエットに失敗した自分」が本来の自分であると潜在意識に
インプットされているため、努力しても上手く行かない。

というよりも「努力出来ない」という事態に陥るわけです。
参考になりましたでしょうか。

さて今回は、「未来記憶」とは何か?そしてそれが創られる
プロセスについてご紹介しましたが、次回は、「未来記憶」を
創るポイントについてご紹介したいと思います。(つづく)

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