『マインドフルネス』を活用してダイエットを成功させる方法

2015/05/21

『プロに聞きたい!このダイエット記事、実際どうなの??②』
〇〇ダイエット法が効くらしい。
〇〇を食べると痩せるらしい。
〇〇の人は太りやすいらしい。
などなど、
巷は《都市伝説》にも似たダイエット関連の記事やニュースで溢れかえっています。

医師や学者といった専門家と言われる立場の方々の中でさえ意見が真っ二つに分かれるほど、ダイエットには解明されていないことが多いのに、一般の方がその情報を正しく選別出来なくて当然だと私は思います。

そこで、気になるダイエット関連の最新記事をピックアップし、その記事の内容について、今まで2千人以上のダイエットを成功させてきた実体験と知識に照らした私見を述べさせて頂きます。

このコメントを読んでくださった方の中で、一人でも多く正しい認識を持ち、ダイエットに成功し、豊かな人生を過ごすことが出来ればこれ以上の喜びはありません。

さて、今回は、マインドフル・ダイエットで痩せる方法について紹介した記事についてコメントさせて頂きます。

リンク先 ナナピ

超シンプルなマインドフル・ダイエットで痩せる方法
https://nanapi.jp/121984

この手法は私も多くのクライエントに指導し、
食事に集中することで食べ過ぎを防止したり、五感を駆使することで、食事の質を変えるきっかけになる効果があることを実感しています。

しかし、やり方を間違えてしまうと全く効果が無いばかりか逆効果になってしまうので、マインドフルネスの基本的な考え方をよく理解しておく必要があります。

なぜならば、記事の通りに食事に注意を向けている間にも、雑念が浮かぶ可能性は十分にあるからです。
上手く注意を向けられないことをきっかけに、 ネガティブな思考が生じるかもしれません(例: どうしてこんな簡単なことも出来ないのだろう …とか、本当に効果があるんだろうか…など)。そしてそれがストレスを生じさせてしまうのです。

これがこの手法を実践するうえでの最大の問題点です。

マインドフルネスとは、「ある特定の方法で 自分の体験に対して能動的に注意を向けること: 意図的に、いまこの瞬間に、判断することなく注意をむけること」と定義されています(KabatZinn 1994)。

つまり、注意を向ける事象に対して排除しようとしたり、評価することなく自分の体験を観察する方法を指します。
さらに言えば、「すべてのことを迎え入れ、それをあるがままにして おく」ということです。

逆効果にならない様に、実践する前、その経験から提供されたすべての情報を取り込 めるように、価値判断を保留にし、あるがままの現在を受け入れるという心構えを持ちましょう(たとえそれが疑問や不安を喚起させるかもしれない状 況であっても)。

「今、ここ」に対して、注意や気づきといった認知機能が十分 に働いている状態がマインドフルネスであるといえるのです。

このような状態に陥った際、その思考はそのままにしておき、再び食事に注意を 戻すことを繰り返すことによって、ネガティブ な感情や認知を抑え込むこともなく、そこから距離を置けるようになるのです。

加えて、この手法は横になって休んでいる時でも、歩いている時でも、歯を磨いている時でも、日常生活の全ての行動で実践することが出来ます。
また、食事の改善のみならず、ダイエット中のストレスを解消したり、仕事での集中力・創造力が増したり、ポジティブ思考になることが出来たりと、もっと大きな意味での効果が期待できる手法なので、是非チャレンジしてみてくださいね。(つづく)

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