ダイエットの宿敵『メンタルブロック』の種類。

2015/08/16

『どうしたら痩せられるのか?』
それは、
男女問わず、多くの現代人が抱える永遠のテーマです。

ここでは、過去2000名を超えるダイエット指導の中で、

96%以上の目標達成率
(2ヵ月以内に目標を達成出来る確率)と、
5%以下のリバウンド率
(一年以内に元の体重若しくは元の体重を上回る確率)を
誇るパーソナルトレーナーが、その成功事例の中から
導き出した、
本物のダイエット法をご紹介していきます。

さて、前回は潜在意識を動かす上での障壁(メンタルブロック)
とは何かをご紹介しましたが、
今回は様々な障壁(メンタルブロック)をご紹介致します。

メンタルブロックは、これまでの人生であなたが経験したこと、
つまり自分自身の「感情記憶」と深く結びついています。

例えば、子供のころに、
「ぽっちゃりしていてかわいいね」
「やせているよりも、ふっくらしているほうが健康的でいい」
などと言われて育ってきた人は、潜在意識に
「太っていると可愛がられる」
「太ったままのほうが、みんなから褒めてもらえる」
という感情体験が記憶として残り、太っていることを肯定的に
捉えるマインドになっている可能性だってあります。

もっというと、
ご飯をいっぱい食べる事=健康の絶対条件というイメージが
刷り込まれていることは、大なり小なり多くの人に当てはまる
と考えられます。

また、学生時代に習い事や部活動を途中で辞めてしまった
経験のある人であれば、「物事を最後までやり通す根気が
自分にはない」という自己イメージを無自覚に形成してしまって
いるかもしれません。

ダイエットに関しても同じです。

ネットやテレビなどでダイエットに失敗した人の体験談ばかり
読んでいると「ダイエットは難しいものだ」という先入観が出
来るし、我慢や苦労をしてダイエットに成功した体験談からは
「ダイエットは我慢しなければならない、辛い行為」というネガ
ティブな先入観が出来上がります。
さらに、こうしたメンタルブロックを抱えたままでは、潜在意識
のコントロールが出来ず、従来のダイエット法を試みたところ
で、当然のように失敗します。すると、
「自分にはダイエットは無理だ」
「やっぱりダイエットはつまらないし、難しい」
「何をやっても自分は変われない」と、自己肯定感が下がり、
大切な自尊感情を引き下げられてしまうのです。
そして、ますますダイエットの成功から遠ざかる悪循環に陥っ
てしまいます。

ダイエットにおけるメンタルブロックは、ダイエットや体に関して
あなた自身が体験したこと、そして他人から言われたこと、
テレビや本を通じて知ったダイエットのノウハウやエピソード
など、過去のあらゆる情報が複合的に絡み合って出来上が
っています。
そのため、これからダイエットを始めようとする人も、多かれ
少なかれダイエットに関するメンタルブロックを既に持ち合わ
せているのです。
さらに言えば、これまでダイエットが上手くいっていない人
ほど、かなり深刻なブロックが掛かっていると言えます。

これまで私は、ダイエット専門のトレーナーとして多くの人々
の心と向き合う中で、様々な人の様々なメンタルブロックに
触れてきました。
そのうち、ダイエットの成功を阻む可能性が特に高いメンタル
ブロックは次の5つに分類できます。

1、『自己不信タイプ』
自分がやると決めたのに、「自分には無理だ」「どうせまた同
じ結果だ」と自ら意志を覆して挫折してしまう人は、自分への
信頼感が低く、「出来ない自分」という自己イメージが根付い
ています。
このタイプにかかるブロックは、自分自身を信じられず、状況
がどうであれ、常に深いところで「どうせ自分にはできない」と
思ってしまうことです。「絶対にやるんだ」と強く思い込むこと
ができず、ちょっとしたきっかけで自分から諦めてしまいます。
また、自分に甘く、意志決定が弱い人も、このタイプです。

2、『自己犠牲タイプ』
たとえば、「自分にとって大切な人から食事に誘われたから」
「記念日(家族の誕生日など)だったから、つい食べてしまっ
た」など、行動動機が自分ではなく他者にあることが特徴です。
「自分以外の理由でダイエットをする」傾向が強いこのタイプ
は、他者を優先させるあまり、結局自分の意志を常に裏切っ
ってしまうのです。
「自分には価値が無い」「価値が無い自分を優先すべきでは
ない」と、自分を粗末に扱う傾向が強いです。
このタイプのブロックは、無意識に反射的にかかるケースが
多いのも特徴です。そのため、「自分<他人」となり、何かを
するときも、いつも「他人が優先、自分が後回し」となります。

3、『アンチダイエットタイプ』
このタイプはこれまでの人生経験の中で、そもそもダイエット
に対してネガティブなイメージを形成してきています。
「ダイエットは我慢だ」「ダイエットはつまらない」「ダイエットは
苦しい」などといったマイナスな印象を自己イメージの中に創り
出しています。それゆえ、結果としてダイエットが「have to」に
なり、続ける事が出来ません。
ダイエットに対して否定的なだけでなく、何事につけても意欲
が湧かなかったり、興味が薄かったりして、物事に本腰を入れ
て取り組むことが苦手なのもこのタイプです。

4、『現実逃避タイプ』
ムシャクシャしたり、ストレスや不安を感じたりしたとき、真の
原因は他にあるのに、「食べれば満たされる」「甘いものを食
べると落ち着く」などと思い込んでいるのがこのタイプです。
食べることが逃避行為、代償行為となっているため、心が
不安定になるとつい食べ物に依存してしまうのです。
行き過ぎると過食や摂食障害を引き起こす可能性もあります。
自分を追い込むことを避けてしまうので、そこそこの結果で
終わってしまうことが多いです。自分の心と向き合い、真の
原因と対決することが、ダイエットを成功させる近道となります。

5、『自己寛大タイプ』
顕在意識では、「ダイエットしたい」と考えているのに、潜在
意識のレベルでは、「実は太っている方が、自分らしい」「太っ
ている方が、居心地がいい」というマインドを無自覚にキープ
しています。
この様なブロックが掛かっているため、やせることを無自覚に
拒んでしまっている人です。
自分自身と向き合うことを避けているところもあり、原因は
幼少期のことも含め、過去のトラウマが原因していることも
あります。
太っていることにより、本質的な問題を回避しているケースは
多々あります。
表層的には陽気に振る舞う傾向がありますが、深層の部分
に深い傷を負っている可能性も考えられます。

なお、ここでは5つのタイプに分類していますが、一人に一つ
のタイプのメンタルブロックということではなく、一人に複数
掛かっているものです。
つまり、「自分に自信がない」というメンタルブロックと、
「ダイエットは苦しい」というメンタルブロックが合わさって、
「食欲に負けてしまう」という行動を誘発することもあるのです。

あなたにも当てはまる部分があるのではないでしょうか?

今回は、5つのメンタルブロックを紹介しましたが、
次回は、それらのメンタルブロックを解除する方法について
ご紹介致します。

ダイエット専門プライベートジム美痩せの匠(新宿駅5分)は、無料カウンセリングを行っております。

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