ダイエット成功のために潜在意識を変えるにはメンタルブロックを解除せよ

2015/10/16

『どうしたら痩せられるのか?』
それは、
男女問わず、多くの現代人が抱える永遠のテーマです。

ここでは、過去2000名を超えるダイエット指導の中で、
96%以上の目標達成率と、5%以下のリバウンド率
を誇るパーソナルトレーナーが、その成功事例の中から
導き出した、本物のダイエット法をご紹介していきます。

さて、前回は潜在意識を動かす上での障壁(メンタルブロック)
の種類についてご紹介しましたが、
今回は様々な障壁(メンタルブロック)を解除する方法について
ご紹介致します。

ダイエット中にも関わらずつい食べ過ぎてしまったり、やると決
めた運動をさぼってしまったりしても、『ダメだなぁ。。やっぱり』
と自分を責めることはやめましょう。

そんなときこそ、自分の心と対話するチャンスです。
これからご紹介するのは、あなたの行動に規制をかけている
メンタルブロックの正体を突き止めるトレーニングです。

このトレーニングの目的は、自分の行動や思考を無自覚に
規制しているメンタルブロックを解明することです。
「なぜ?」「どうして?」と自分への問いを繰り返すことで、
メンタルブロックが形成された原因である、過去の記憶や経験
を探っていくのです。いうなれば、あなたの「心のルートをたど
っていく」ようなイメージです。

出発点は「表面的な事象」になります。
「ダイエット中にも関わらず食べてしまったこと」
「やると決めた運動をさぼってしまったこと」などです。

その表面的な事象に対して、「なぜ?」「どうして?」と、問い
かけていきます。
すると、徐々にその事象が起こった原因である「メンタルブロ
ック」が姿を現します。
メンタルブロックが見えたら、さらに「なぜ?」「どうして?」と
心に問いかけます。

「なぜ、甘いものを止められないのか?」
「なぜ、甘いものを食べると気持ちが安らぐのか?」
「なぜ、ダイエットにネガティブなイメージを持っているのか?」
「なぜ、太っていることが心地いいのか?」
すると、心の奥深いところにある「過去の感情記憶」に行き当
たるはずです。
そこには、ダイエットを成功させない、一番の原因が潜んで
いるのです。
まずはそんな「心のルート」をたどってみてください。

ここで、以前私が指導させて頂いたお客様の事例を紹介致し
ます。
40代女性のA様は、ご主人さまから「最近、太ってきたんじゃ
ないの?」と言われたことがきっかけでダイエットを決意しまし
た。
A様がダイエット法として選んだのは運動と食事制限。
5kmのウォーキングと筋トレを週2回。大好きだったスイーツは
自粛して禁酒も行ったということでした。

しかし、3週間もするとウォーキングが出来なくなっていて、
それに伴って食事に関しても気持ちが緩み、結局ダイエット
そのものがうやむやになってしまったそうです。

続かなかった原因についてA様はこう仰いました。
「家事と仕事が忙しくて、定期的なウォーキングが出来なくな
って、そのうちに何となく『まぁいいか』という気分になって。
前にもダイエットに失敗しているから、別にやめることに罪悪感
も抵抗もないし。『あ~ぁ、結局またダメね』ぐらいの気持ちだっ
たかも知れません。」

A様がダイエットをするのは今回が初めてではなく、20代、30代
のころにもスポーツクラブに通ったり、通販でダイエットグッズを
買い込んだりしていました。しかしダイエットを行うたびにことご
とく挫折。そうして、「ダイエットできる自分」ではなく、「できない
自分」の自己イメージを深めていったのでした。
何かきっかけ(周囲からの指摘や健康診断など)があると
「ダイエットをしなければ」と強迫観念に囚われるように
ダイエットを始めるのですが、「どうせ自分は、ダイエットなんて
無理」「ダイエットできない方が、むしろ自分らしい」と、
心のどこかで考えてしまう、まさに「自己不信タイプ」の典型
といえます。

A様のダイエットに関する自己不信の出発点は、20代の時の
ダイエットの失敗でした。
私「20代の時挫折したダイエットは何が原因でしたか?」
A様「自分の飽きっぽさが原因かも知れません。」
私「おいくつ位から、その飽きっぽさを感じていましたか?」
A様「子供の頃からです。どこか冷めていて、何かに熱中する
ことが無かった気がします。」
私「子供の頃、冷めた子供でいることで、何かを得られていた
のだと感じますか?」
A様「両親が共働きで忙しく、中々子供の相手が出来ませんで
した。もしかしたら両親との関係で、そうなったのかも知れ
ません...。子供の頃の自分はそれに対して寂しさを感
じていたと思いますが、『寂しい』と言えず、その感情を抑
えて黙っていたのだと思います。そんなことがきっかけに
なって、感情を抑えるクセがついて、周りのことに対しても
冷めていった気がします。」

私はこの様に問いかけを繰り返し、A様の心の奥底に眠って
いる感情記憶を掘り起こしていきました。
ダイエットできない根本の原因が、
「子供の頃の寂しい感情記憶」であると知ったA様は、
「そんな昔の、しかも自分ではずっと思い出さずにいた記憶が、
ダイエットが出来ない原因と繋がっているなんて...。」
と驚いた様子でした。

それだからこそ、メンタルブロックはやっかいなものなのです。

心の奥底に眠っている、自分も殆ど自覚しない様な過去の
記憶。でも、その過去の記憶に付帯している感情記憶が巡り
巡って、今のあなた、そして未来のあなたまでをも縛り、
無自覚にも不自由を強いられているのです。

A様はメンタルブロックを外すことで、まずは「できない自分」
から脱却できました。
あとは、いかにダイエットを【want】の一部にするかが課題でし
た。というのも、A様にとってダイエットは外から強制されるもの
で、自分の真の【want】ではなかったからです。
私「ダイエットに成功したらどうなりたいですか」
A様「お気に入りのブランドのスカートを履きこなして、主人や
子供たちにも、自慢の妻、自慢の母と言わせたい」
A様はその後、お気に入りのスカートを美しく履きこなすボディ
ラインを手に入れるために、当ジムでの週に2回の筋トレと食事
指導を受け、見事2ヶ月でその目標を達成したのでした。

子供の頃の記憶が自己不信の原因に。。
あなたにも心当たりはありませんか?
次回は、さらに別のお客様の事例を紹介致します。(つづく)

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