“イメージ”がダイエットを失敗させる具体例

2016/11/18

『どうしたら痩せられるのか?』
それは、
男女問わず、多くの現代人が抱える永遠のテーマです。

ここでは、過去2000名を超えるダイエット指導の中で、96%以上の目標
達成率と、5%以下のリバウンド率を誇るパーソナルトレーナーが、
その成功事例の中から導き出した、本物のダイエット法をご紹介して
いきます。

今回は、
『ダイエットを成功させる食習慣を身につけるための心得』第4弾
ということで、

間違った情報や世間の常識に惑わされず、
ダイエットを成功させる食習慣を身につけるための心得を、3つ目の
具体例とともにご紹介していきます。

3、イメージに踊らされるな!

『オーガニック○○』『マクロビ○○』『ナチュラル○○』など、健康や
美容を想起させるキーワードを使った商品が数えきれないほど世に
出されています。

どれも実際に魅力的な商品なのかもしれませんし、否定するわけ
ではありませんが、
今ダイエットを成功させたいと願っているあなたにとってそれが
ベストな商品、思想なのかということを冷静に考えて頂く必要が
あると思います。

 (1)あなたは大丈夫? ~イメージに踊らされてしまう人々~

“オーガニック食品しか私は食べません。”
“マクロビオテックの思想に従う食生活を送っています。”
“ナチュラルなものだけを食べています。”
など、

食に対するポリシーを持ちつつも、
ダイエットを成功させることが出来ないお客様はとても多いのが
実態です。

例えば、
スープの具材に、“有機栽培でない袋詰めの冷凍ブロッコリー”と
“有機栽培され、収穫直後のじゃがいも”のどちらを使うか?

ダイエット的観点からすれば圧倒的に前者の方が有効にも
拘わらず、
後者の方を選んで、マクロビの考えに則り健康に良いことをしたと
自分を安易に認めてしまい、いっぱい食べてしまうのです。

また他にも、
白米でなく玄米だから、砂糖でなく甜菜糖だから少々多くても、
ミネラル豊富で健康的だから食べても良い。

フルーツはナチュラルでカラダに良いからスムージーにして
毎日たくさん摂っても良い。
などなど、

ダイエットに有効でない食習慣でありながらご自身の中では
気を付けていると信じ込んでいる人は意外に多いのです。

 (2)要注意!~『モラルライセシングの落とし穴』~

本当は痩せたいのに、ダイエット的に良くないことをする自分を
認めてしまう。

なぜ、その様な現象が起きるのでしょうか。

それは、人は一つ良い行いをすると、その対価として悪いことを
しても構わないという思考が無意識的に働くからです。

これを心理学用語で『モラルライセシング』と言います。

この場合は、健康という最も大切にするものを守った(つもりになる)
ことによって、一つ良い行いをするとした気になり、その対価として
食べたいものを食べた罪悪感を消し去ろうとしているのです。

敢えてひどい言い方をすれば、太りやすいものを食べてしまって翌日
の体重が増えたとしても、ポリシーに則って健康になることをしている
のだから私は悪くない。
と自分に対して言い訳を繰り返しているということです。

 (3)イメージに踊らされないために

<対策その1>食習慣改善の目的を明確にする。

あなたは何のために食習慣を改善するのでしょうか。

ダイエットのため?
健康になるため?
アンチエイジングのため?
美しくなるため?

本来ダイエットやアンチエイジングというのは、健康になったり、
美しくなったりするための手段にすぎません。

しかし、健康や美のためにオーガニックの食材を選んで食べて
太ってしまったとしたら、健康と言えるでしょうか?美しいと言える
でしょうか?

答えはNOですね。

あくまでも最終目的となりうるのは健康や美の追求なのですが、
ダイエットの成功なくしてその目的を果たすことが出来ない場合が
多いのも事実です。

つまり、『食習慣の改善の目的』は何かを考えた時に、
ダイエットは手段ではなく目的となりえるのです。

都合の良いときだけ健康や美を目的にしたりせず、
ダイエットを目的として食生活の改善をしていくという認識を持つ
ことが
結果的に、最終目的である健康や美の追求に繋がっていく
のです。

<対策その2>栄養に関する基礎知識を身につける。

栄養に関する知識といっても、あまり難しく考える必要はありません。

ビタミン、ミネラル、その他のフィトケミカルなどもとても大切なのは確か
ですが、
そこまで一度に覚えようとすると、ややこしくなり過ぎて本当に大切な
ことが見えなくなっています。

まず、覚えていただきたいのは、
あなたにとって必要な1日に必要なカロリー、タンパク質、脂質、糖質
です。

ダイエットを成功させるお食事として考えたときに、これらの項目の
コントロールが成否の9割を占めているといって過言ではないでしょう。

よって、まずこれらを把握して、それに見合ったお食事に近づけるために、
この食品が適切なのかを判断する習慣を身につけたいですね。

ビタミン、ミネラル、その他のフィトケミカルが含まれている商品は山ほど
存在します。
というより、全く含まれていない食品を探す方が大変です。
(水にすらミネラルは含まれているわけですから。。)

それらの微量栄養素を優先して、脂質や糖質を多く摂ってしまっては
本末転倒です。

今後あなたが、
『オーガーニック○○』『マクロビ○○』『ナチュラル○○』
などという耳障りの良いネーミングや、
『ビタミン○○が○○の○倍!』『○○の成分が脂肪の燃焼を促進!』
などの心惹かれるキャッチコピーをつけられた商品に出会ったとしても、

購入する前に、まず最初にカロリーと3大栄養素が記載されている
栄養成分表を必ず確認しましょう。(つづく)

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