リバウンドしない人は ダイエット中、 何をして いたのか?

2023/06/21

リバウンドしない人はダイエット中、何をしていたのか?

(1)534名の女性を対象にダイエット中どんなことをしていたか調べました。

534名を対象として、ダイエット中から終了1年後までの追跡調査を行い、リバウンド回避のためにダイエット期間中何をすべきかを検証してみましたので公開します。

※このデータは、25年間で3千名以上のダイエットを成功に導く中で、ダイエット中から1年後までの結果を追うことが出来、かつ年齢、食生活、生活習慣などの偏りが少ない534名のデータを集計したものです。尚、対象者は全員女性(平均29.3歳)、平均体重57.2㎏です。1年後の調査時すでに退会されているお客様の場合は、メールアンケートや電話でヒアリングした情報を使用しています。

(2)結果

以下の表にまとめました。

リバウンドしない女性はダイエット中何をしていたか

リバウンドしない女性はダイエット中何をしていたか

※メンタルの項目について
ダイエット期間中の生活や様々な取り組みに対してどう感じていたか、個人の感覚を集計し、多数派
の回答を全体の感覚として集約しています。よって、全員が同じ感覚を持っているわけではありません。
※その他の項目について
当ジムに残っている記録から、各グループに属する方々の平均値を算出したものです。

(3)ダイエット期間中に何をすべきか

この集計結果から、リバウンドしにくくするためにダイエット期間中に気を付けることを整理してみたいと思います。

① 糖質を低くしすぎない

リバウンドに近くなってしまった方ほど、ダイエット中の糖質量を低く抑えていました。確かに糖質を抑えることは体重減少へのインパクトが大きいですが、一定量(本調査では70g/日)を下回ると、糖質への依存度を強化してしまうケースが多いようです。
2カ月間乗り越えられたとしてもそれ以降も体形を維持しなければ意味がありませんので、100g/日以上を目安に設定するようにしましょう。

② 『運動の習慣化』を

運動機会が少なかった方ほどリバウンドしやすいという結果から、『運動の習慣化』に失敗することでダイエット終了後に苦労してしまう傾向があるようです。これは3つの意味を持ちます。一つ目は、筋肉の活性化が出来ず基礎代謝が高い体質に変えられていないという意味、二つ目は、自分に合った運動の種類やその正しい方法を習得できていないという意味、
三つ目は、運動に対する抵抗感を減らすことが出来ていないという意味です。これらが出来ていないことで、ダイエット期間終了後にはさらに運動をほぼしなくなり、運動出来たとしても十分な効果が発揮されず、本来やらなくてもいい程の食事コントロールをせざるを得なくなり、遂にはそれすらも諦めてしまう流れが出来てしまう場合が多いようです。

パーソナルトレーナーのサポートや指導をがっつりうけながらのトレーニングも良し、ご自身が無理なくできる家トレ、ホームエクササイズで続けるも良しだと思います。とにかく習慣にすることを優先に動きましょう。

③ 栄養成分を把握しよう

平常時にパッと思いつくような好きな食べ物はもちろん、空腹時、忙しい時、外出時、あるいは時間帯によっても食べられるもの・満足できるものは変わってくるはずですので、その栄養成分をダイエット期間中に把握しておくことで、自炊・外食・間食でもチョイスに悩むことはないですし、衝動的にあらぬものを食べてしまうことも防ぐことが出来ます。
これはデータではなく私の実感ですが、リバウンドしにくい方ほど自分の食の好みや食事の栄養成分を把握し、一定のパターンを作っているように思います。このことは、以上のことを示唆していると考えます。

把握しておきたい項目は、カロリー・タンパク質・脂質・糖質・食物繊維・塩分の6項目だけです。6項目を把握できるようになると、今度はその知識を生かすことで、別の食材等の栄養成分の推察も容易になってきます。そうなると、敢えて食事記録や栄養成分の計算をしなくてもダイエットに適した食事を摂り続けることができるのです。因みに、ビタミン・ミネラルその他のフィトケミカルの情報まで把握しようとするとそれ自体が目的になりかねません。よってひとまずは後回しでいいというのが私の見解です。

④ 心の準備をしておこう

ダイエットが終了すると、頑張りすぎたせいで燃え尽きてしまう方がいます。そこまでいかなくても、ダイエット終了の60日目には世界がガラッと変わっていると感じている方も少なからずいます。希望を持って頑張ることは悪くないですが、60日目を境にして何かがいきなり変わるわけではありません。徐々に加齢を感じるのとその意味では同じで、日々を過ごす中で徐々にダイエットの喜びを味わうことになるのです。ダイエット期間は終わりでもその後も美しい体を維持していくための努力は続けていくわけですから、そのことを忘れずに60日目を迎えるようにしましょう。

最後に。。

SNSの普及も手伝い、何の分野でも、誰でも(自称)専門家としてノウハウを発信できる世の中になりました。

本気で自分を変えたいとダイエットに取り組みたい方々が、何が正しく、何が誤りなのかわからない玉石混交の情報社会で

頑張っていかねばならない状況をとても残念に感じています。

その世の中の流れを私一人が変えることはできませんが、せめて私が25年のダイエット指導経験の中で得た、根拠のある情報をお伝えしたいと思っています。

一人でも多くの人々が美しく痩せられますように。

ダイエット専門プライベートジム美痩せの匠(新宿駅5分)は、無料カウンセリングを行っております。

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