『リバウンド回避』 秘訣は、ダイエット後の〇〇 にあった。

（１）534名を対象として追跡調査を行い、リバウンド回避のための秘訣を探ってみました。

このデータは、25年間で3千名以上のダイエットを成功に導く中で、ダイエットから１年後の結果を追うことが出来、かつ年齢、食生活、生活習慣などの偏りが少ない534名のデータを集計したものです。尚、対象者は全員女性（平均29.3歳）、平均体重57.2㎏です。1年後の調査時すでに退会されているお客様の場合は、メールアンケートや電話でヒアリングした情報を使用しています。

（２）結果

以下の表にまとめました。

“※メンタルの項目について
ダイエット期間中の生活や様々な取り組みに対してどう感じていたか、個人の感覚を集計し、多数派
の回答を全体の感覚として集約しています。よって、全員が同じ感覚を持っているわけではありません。
※その他の項目について
当ジムに残っている記録から、各グループに属する方々の平均値を算出したものです。”
この集計結果から、リバウンドしにくくするためにダイエット終了後に気を付けることを整理してみたいと思います。

（３）ダイエット終了後に気を付けること

この集計結果から、リバウンドしにくくするためにダイエット終了後に気を付けることを整理してみたいと思います。

①　摂取カロリーと栄養バランスを設定しなおす

ダイエット終了後の体重を維持したい場合は、総消費カロリーと総摂取カロリーを同等の設定にします。
ダイエット終了時点での基礎代謝×生活代謝係数で、総消費カロリーを算出すれば総摂取カロリーも自ずと決まりますので、あとは栄養バランスを決めればいいのです。（※詳しくは、過去の投稿「『２カ月で痩せたい！』カロリーと糖質どっちが大事？」を参照ください）
当然ダイエット期間中より多く食べていいはずですが、そこで留意したいのは、段階を経て増やしていくという点です。
俗にいう“省エネモード”にならぬように注意していても、ダイエット期間中は少なからずこのモードに入っています。その状態で短期間に食べる量を増やすと、脂肪細胞として蓄積されやすくなりますし、内臓にも負担がかかり、基礎代謝を下げることになってしまいます。特に糖質量はインスリン分泌や浮腫み、食欲に強く関わるのでゆっくり増やしていく必要があります。

例えば、２カ月間かけてダイエットを行った場合、全体の摂取カロリーは最低２カ月、できれば３カ月かけて。糖質量は最低３カ月、できれば４カ月かけて上げていくべきです。その漸増期間は、ダイエット期間中、どれだけ摂取量を下げていたかに依ります。

②　運動を継続する

分かりきったことですが、運動の週頻度が多い方がリバウンドしにくい傾向があります。
食事量を減らすとその反動として意思では抗えない食への欲求も大きくなりますが、運動をやるかやらないかは強度や難易度は別として、自分の意思でコントロールすることが出来ます。欲求と戦うよりも、怠けたい自分と戦う方が圧倒的に勝率が高いはずです。
また、筋トレに限らずある程度決まった運動を行うと、日常生活でもアクティブになり、運動以外の（日常生活の中での）消費カロリーが無自覚に増えていきます。

③　辛い思いをしすぎない

ダイエット期間中の体重を維持できている方の多くは、その時点での生活に辛さを感じていないようです。先に述べたように、食事量はダイエット期間中よりもだいぶ多くなりますし、運動量も変わりません。ダイエット期間が終了する方々に私がお伝えしているのは、『これからは好きなものを好きなときに食べること、つまり食の本質を追求することができますが、更に好きなだけ食べたい（食事の量を求める）のであれば、運動量を増やすか次の食事を減らすことで必ず帳尻を合わせましょう。』ということです。
それさえ守れれば、我慢を重ねていたずらにストレスをため込むことなくダイエット終了時の美しい体形を維持することはできるのです。

④　目的を見なおす

ダイエットを始める前の目的とダイエット終了後の目的が変わることがあります。短期目標を達成したことで本来の目的が無くなり、頑張る理由が曖昧になるとダイエット自体が目的化してしまい全ての取り組みが苦痛になってしまいます。そうならないようにダイエット期間終了の1週間くらい前には、目的に変わりが無いか、変わったのであればどう変わったかを書き出しておきましょう。

最後に。。

ダイエット専門プライベートジム美痩せの匠（新宿駅５分）は、無料カウンセリングを行っております。

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