サイズダウン出来なきゃ脂肪でも水でも一緒でしょ!!

2023/06/26

サイズダウン出来なきゃ脂肪でも水でも一緒でしょ!!【浮腫み対策総論】

1、浮腫みを解消する方法を徹底的に深堀りします。

むくみの正体が水であろうとなんだろうと、それだけ体表面積が無駄に大きくなっていることには違いないのですから、美しいカラダづくりをするうえでむくみに対する知識を身につけることはとても重要です。

実際に、浮腫みの悩みを抱えている女性はとても多いです。これまで私がサポートしてきた20代~60代の女性のうち、7割以上の方がむくみの影響を感じることがあったり、むくみに悩まされています。
たかが浮腫み、されど浮腫。正しい知識を身につけて浮腫みを撃退しましょう。

2、むくみ予防・改善の考え方

対応方針は次の2つに大別されます。

《1》血液の循環を促進させること。

《2》水分を摂り過ぎず、排泄しやすくすること。

これだけ聞くと『そんなことわかってるよ~』となりそうですが、その仕組みや具体策を正しく理解し実践し成果を挙げている方はとても少ないのです。

※体水分は60~65%。このうち細胞内液が3分の2、細胞外液が3分の1。
細胞外液の80%が間質液、20%が血漿といわれています。
これを体重60㎏の方でいうと、水分量が37.5L、細胞内液が25L、細胞外液が12.5L、間質液が10L、血漿が2.5L
ということになります。
間質液は体重の16.7%ということになりますので、
体脂肪率と同様に、この割合がどう変化するかによって体重はもちろん、
見た目にも大きく影響することがお分かりになるかと思います。

ここでは25年間の指導経験の中で得た知見から、色々な方法をお伝えしますので、最後までお付き合いください。

3、具体的に何をすれば良いか

次に対策項目を挙げます。

《1》血液循環を促進させるために

① 動かす
② 温める
③ 自律神経のバランスを整える
④ 便秘を解消する
⑤ 睡眠をしっかりとる
⑥ 内臓を健康にする
⑦ 筋肉をつける
⑧ もむ、擦る、ツボ押しをする
⑨ 圧迫する
⑩ その他

《2》水分を摂り過ぎず、排泄しやすくするために

① 水分を適量、適切な方法で摂る
② 塩分・糖質・アルコールを適量摂る
③ カリウム・タンパク質を適量摂る
④ 薬の副作用を知る
⑤ その他

これらの内容について深堀りする前に、むくみとは何か?について簡単に整理したいと思います。

4、むくみとは?

1、むくみとは

体内の不要な水分が十分に排泄されず、皮下組織の細胞間の水が異常に増加した状態を指します。

2、むくみの原理

体内の水分は血管やリンパ管を通って全身を循環していますが、長時間同じ姿勢や血管を圧迫する姿勢をとっていたり、細胞内外の浸透圧のバランスが崩れたり心臓や腎臓の疾患をもっていると血流障害が生じて水分がうまく循環されずむくみが発生します。

3、むくむとどうなるの?

・体重への影響

体が水分を溜め込んでいるため体重が下がりにくくなります。しかし体脂肪率は下がります。
それは体水分が増加しているため相対的に体脂肪量が減ったことになるからです。あくまでも相対的に、であって絶対的に体脂肪量が減っているわけではありません。
医学的には体重の日差が1.5kg以上ある場合にむくみ判定をする場合があります。

※この基準に該当しなくてもむくみの症状は現れます。

・見た目への影響

脚・顔・お腹・手が膨張しますので当然ですが太って見えます。

・体温への影響

毛細血管を圧迫して血流を阻害し体温を低下させます。

・血管、臓器への影響

具体的にどのような影響を及ぼすか、明確な研究結果は見当たりませんが、血流を阻害することによる弊害を受けることにな
るでしょう。

・体脂肪への影響

むくむことにより血流が悪くなったり、体温が低下することで代謝が下がりエネルギーが消費しにくくなるため、長期的には
体脂肪も増えやすくなる、つまり太りやすい体質になる可能性もあります。

ほかに
・足がだるい
・足が重い
・足が痛い
・足が張る
・靴やブーツがきつくなる
・靴下を脱いだ後、しばらく跡が残る
・まぶたが腫れる
などの症状に現れます。

今回はここまでとさせていただきます。
むくみが起きるしくみ、むくみが生じることによる影響についてご理解いただけたかと思います。

次回は、むくみの種類、原因についてお伝えします。

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